Movie Summary 12歳の頃、南満州鉄道の技師として赴任する父に連れられ家族と共に旧満州国ハルビンに移り住んだ宝田明。小学校では関東軍から銃剣術の訓練を受け、戦陣訓を唱える日々。日本から届いた皇居の玉砂利をほほにあて涙する宝田少年は「我は祖国に本の防塁たらん」とお国を守るのが自らの使命だと胸を張っていた。ところが1945年8月。ソ連軍が日ソ中立条約を破り国境を越え満州に侵攻。生活は一変。銃を突きつけ迫るソ連兵によって家族は壮絶で哀しい犠牲を強いられる。