谷川清澄さん戦争証言を公開しました。

元駆逐艦「嵐」水雷長。谷川清澄さんの戦争証言を公開しました。

ミッドウェー海戦では、水雷長として米国艦隊との激しい戦闘の渦中にいました。

米軍の急降下爆撃で炎上し自走できなくなった空母「赤城」を、最期谷川さんが発射した魚雷で自沈させました。

そのとき、沈んでいく赤城に取り残された1人の水兵の影が見えたそうです。

谷川さんは「その光景が30年は夢に出てきた」と話します。

そして「お国のために戦うことは当然だ」と話す谷川さんに、

そのお国とは何を指すのか?質問すると、

しばらく上をみつめそして…

「ぼんやりと感じるのは国っていうのはやっぱり日本のずっとつないだ、連綿とつないだ日本の歴史。そこに生まれた人間。

それが国のためですよ。」と話しました。

「連綿とつないだ日本の歴史」この中には、日本で生きてきた人たちの魂、民族、風習、出来事、

その上に立っている今の日本人全てが詰まっています。

それらを護るという決意の裏には相当な覚悟があったことが感じられます。

日米開戦前夜から終戦までを一貫して海軍兵士として闘い、見つめてきた谷川さんの証言。

ミッドウェーでの作戦は事前に漏れていたーー。谷川さんが目の当たりにした衝撃的な大本営の舞台裏など、

貴重な証言を是非お聞き下さい。

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